6ブロック研修事業報告書
1997年 (社) 日本青年会議所近畿地区
6ブロック研修連絡委員会制作
ポジティブ チェンジ
ー修己治人ー
1997年 社団法人日本青年会議所近畿地区6ブロック研修連絡委員会
1997年10月1日作成
各ブロックよりの研修事業の内容その他(1997年 近畿地区6ブロック)
地区・ブロック研修事業について・自由討論及び意見・提案コーナー
6ブロック研修連絡委員会
委員長 伊集院 智
本年度、我々の委員会は、近畿地区6ブロックより27名の出向者を頂き、委員会活動をするかで、近畿地区6ブロックにおける研修のあり方や問題点などを話し合い、議論した中で次年度以降の研修事業に有益なものや意見や提案を委員会として一つの報告書としてまとめておくことは、本年度を締めくくる意味でも大切であるとの観点より、本報告書を作成した。
したがって、本報告書に記載されている意見や提案は、近畿地区協議会の統一見解ではなくあくまで、委員会独自の意見や見解でありますので、記載委員の私見や委員会における見解などがあります。しかし、いずれも今後の研修事業に建設的で有益な貢献のできる意見をということを目指し作成した。
昨年、故人となられた作家 遠藤周作は、その著書「深い河」の主人公のひとりである女性の別れた夫として、最新の車と携帯電話の話題しかないいかにも軽薄でそれでいて罪のない人物として、一人の青年会議所のメンバーを描写しています。
1970年に市ヶ谷の自衛隊本部にて割腹自殺を遂げた作家 三島由紀夫は、10年先 20年先の日本の行く末を憂いて、晩年「このままでは、日本は無くなってしまうのではないか、日本は無くなってしまって東洋の一角に、強欲で抜け目のない、それでいてニュートラルな、無機質なある経済大国が出現する」ことを、あたかもその後に起こる石油ショックや狂乱物価、バブル経済やその収拾過程における混乱を予見するようなことを言っています。歴史小説を多く書かれた作家司馬遼太郎も晩年、「このままでは、日本に未来はこないのではないか」ということをその独特の歴史観とともに最近の著作集で述べています。作家の洞察力は時として時間を越え、時代を越えて深く未来の潮流をつかむことがありあす。さて、現在に目を移してみますとまさに、日本は混乱と変革の渦中にあります。日本を代表する企業の現役トップや経営陣が経済事犯により逮捕され、長くその優秀さにおいて世界の冠たる日本の官僚機構にも制度疲労が出てきたようです。また、政治における混乱は今に始まったことではありません。しかし、反面にそれでも尚、日本が立派に機能しているのは、まだまだこの国を愛する多くの人々、この国の運営に支障をきたすまいとする立派な政治家や官僚がいるからであると信じます。青年会議所活動には、社会開発と人間開発の2つの大きな流れがあります。我々は社会開発事業として、まちづくり運動、環境問題への取り組み、地域主権への取り組みなどどれひとつをとっても他の団体との連携なしにはなしえないものばかりであります。そしてそこにはすばらしいリーダーシップが要求されるものばかりです。なぜ、人間開発をしなければならないか、それは自分のためでありあすが、それは同時に、人のためでもあります。これから益々難しい時代を生きる我々の世代が、当面の社会問題を解決する活動をすると共に、時に自己観照の場として研修事業を使うことにより、初めて奉仕と修練は車の両輪の如く流れていくのではないでしょうか。我々近畿地区6ブロック研修連絡委員会では、この報告書に「ポジティブ チェンジ 」というメインタイトルの下に、我々の思いを込めて「修己治人」というサブタイトルをつけました。己を修め、その後人を治める。他に働きかけてなにかことを起こす場合には、まず、自らすばらしいリーダーシップと人間力を作りつくり上げる。そんな思い込めて、本報告書を作成いたしました。
第一章は、1997年度の近畿地区6ブロックの研修事業の今を捉える意味を込めて各ブロックごとの研修事業の取り組みと現状を各ブロック推薦委員を中心にまとめて頂きました。
第二章は、本年度の近畿地区GTSを研修という面よりとらえた報告書。
第三章は、今後の地区、ブロック、LOM研修事業に対する意見やアイデアなどをまとめたものという内容になっています。
本報告書が、近畿地区6ブロックの研修事業の発展の一助になれば幸いです。
各ブロックよりの研修事業の内容その他(1997年 近畿地区6ブロック)
地区・ブロック研修事業について・自由討論及び意見・提案コーナー
(1997年 近畿地区6ブロック)
目 次
大阪ブロック 姫野大阪ブロック推薦委員
奈良ブロック 東山奈良ブロック推薦委員
和歌山ブロック 藤原和歌山ブロック推薦委員
兵庫ブロック 藤原兵庫ブロック推薦委員
京都ブロック 藤井京都ブロック推薦委員
滋賀ブロック 大原滋賀ブロック推薦委員
大阪ブロック協議会よりの報告
近畿地区6ブロック研修連絡委員会 大阪ブロック推薦委員 姫野 晃
はじめに
1989年、日本JCより研修システムについて提言がなされ、ブロックの果たすべき役割を率的、効果的な研修を目指すと言うことで、日本のブロックの中でも、最大の会員数を有するブロックとして、91年よりインストラクター養成委員会が設置され5年間で150名の出向者に恵まれた。特筆するのは、95年には、インストプログラム委員会の設置に至るまで発展しました。96年は、エントリー制の研修委員会の設置によりその流れが一変しました。新人(入会1ー2年)を対象にした委員会も第一から第三研修委員会として95年までありましたが、本年は、基礎研修委員会の一委員会だけで、研修系委員会としてマネジメント研修委員会、まちづくり研修委員会の2委員会があります。
最近のブロック研修の問題点
JC全体の問題として、会員数の減少、出席率の低下、があります。その影響で、出向をさせるメンバーが減少、90年代初旬と比較すると30lの減少傾向にあります。基礎研修においては、入会1年から3年未満で構成されたいますが、LOM規模、出向に対する捉え方、研修に関する捉え方は大変違います。「委員会で一年勉強したことをLOMに持ち帰って」なんて一昔の思想のように思えますし、一年一年の積み重ねが、また、次年度への引継がまったくないに等しいと思われます。外向きに、LOMサービス(インストラクション)をすることは本年度はありませんが、5年間養成してきたメンバー(インスト養成委員会で勉強してきた)を活かしきれていないのが、最大の問題点であると思います。
基礎研修委員会の方針(1997年度)
基礎研修委員会では、「あたらしい地球市民の時代を担う」ひとづくりを実践していきます。つまり、JC運動の本質を理解し、理念を学ぶこと、そして、JC運動に三角し実行力のある自分を開発していきます。そして、理論や理屈では人は動きませんし、感動もしません。肌で感じ、体験していただく経験を、当委員会の中でシュミレーションしていただきます。一所懸命、絶対肯定思考などプラス人生を身につけ家庭に会社にまちに帰って頂きます。最後に、一年を通して当委員会に出向していただいたメンバーに明るく楽しくためになるJCとメンバーの友情を育めるように頑張ります。
奈良ブロックから発信する
POSITIVE CHANGE
(社)日本青年会議所 近畿地区協議会 6ブロック研修連絡委員会 東山光秀
はじめに
青年会議所が明るい豊かな社会の実現を目指してこの奈良の地に誕生して38年。そして奈良県内LOMの質的向上を図り、事業活動の円滑化を促進することを目的として生まれた奈良ブロック協議会が創立25周年を迎える1997年は、奈良ブロック協議会の会員研修のあり方を初心に戻って考える年でもありました。 「ブロックってどんなとこ?」「ブロック研修て何やっているの?」と聞いてくるメンバーはまだ良い方です。自分にはそんなところは無関係と思っているメンバーもまだまだ多いという状況のもと、いかにブロック研修をブロック内メンバーに浸透させるかが今まさに解決されるべき問題といえるでしょう。
最近のブロック研修の問題点
1990年に日本JCでの研修が地区及びブロックに移管されて以来、奈良ブロックの研修は、入会3年未満の各LOM出向メンバーを対象に、創造力や表現力を養うPIP研修に加え、町づくりや環境教育の分野のプログラムも取り入れ、その充実化を図って来ました。しかし、一方ではインストラクターの不足、各LOM間の研修に対する意識の差異などの弊害により、出席率の低下を招いているのが現状です。そこでそれらの問題を解決するため、本年度はアカデミー委員会を無くし、各LOM研修系副理事長室長によって構成された会員研修諮問委員会と各LOM研修系委員長によって構成された指導力委員長会議の2つの会議体が設立されました。会員研修諮問委員会では、今後の研修のあり方の調査研究を、そして指導力委員長会議では、LOMとの連携を考慮した指導力養成に役立つ事業を開催する役目をになったのです。
指導力委員長会議の方針
現在のLOMが抱える共通の問題点は会員の減少です。それにもかかわらず継続事業を減らすことも出来ず、個人の負担はふえるばかりです。しかも、景気の低迷によりメンバー個人のゆとりも昔ほど無くなって来ているように思います。しかし活動をすべて縮小すれば、JCの活気、社会への影響力が低下します。そうなれば社会におけるJCの存在意識さえも薄れてくるはずです。メンバーへの負担軽減とJCが社会へもたらす影響力の増大。この矛盾を達成させるのは、メンバー個人の人間力の向上が不可欠です。いままでに10人がかりだったものが5人でする。準備を入れて3ヶ月かけていたものを1ヶ月でやりきる。より効果的にするために個人の能力向上とノウハウの蓄積があってはじめて可能な事だと思います。そこで本年度、奈良ブロックでは10LOM間の情報交換をすることによりLOMとブロックが連動する中で、より効率的で効果的な、ブロックとしてのスケールメリットを生かした研修を図ります。
1997年度 和歌山ブロック協議会 研修報告書
(社)日本青年会議所近畿地区協議会
6ブロック研修連絡委員会藤原 正人
基本方針
人間にとっての幸せとはなんでしょうか。
いろいろな夢を持ち 明るい未来を作るため 日々努力し続ける。
そして 夢が達成出来たとき野満足感 達成感をえるため 常に向上心を持ち
自己の価値を高める目的を持った研修活動を致します。
ブロック研修の問題点
日本JCより地区およびブロックに研修が移管されてより、一番強く感じる問題はブロック内のインストラクターの不足です。そして、その問題より生じる我々は何のために時間をつくりお金を使いJC活動をしているのか JCの存在目的は何なのかという事を自分で認識せずにいるメンバーがいかに多いかという問題です。目的を把握せずに迷子になってただ活動することのないようJCでの研修は重要なのではないでしょか。
1997年度兵庫ブロック研修系委員会の
基本理念と方針(ブロック基本資料抜粋)
(社)日本青年会議所 近畿地区協議会 ブロック研修連絡委員会 藤原 将之
1997年度兵庫ブロック研修系委員会の動きや流れを把握するために第一研修から第四研修委員会までの基本理念と基本方針を兵庫ブロックの基本資料より抜粋いたしまして兵庫ブロックの報告とさせて頂きます。
第一研修委員会 委員長 神名 大典
<基本理念>
私 たちは 「いつも忙しい」と感じていることが多いと思います。いつも良い仕事をしようとネズミのように動いています。「ゾウの時間、ネズミの時間」という本によると哺乳類の時間は、体重の1/4乗に比例するらしいです。つまり体重が16倍になると時間が2倍(=遅くなる)ということです。それぞれサイズに応じて、違う時間の単位があることを生物学では生理的時間と呼びますが、「営業的時間」なんていうのもあるんでしょうか。組織も小回りがきくと有効時間が増えます。ネズミにはなれませんが「子供のような発想」は可能です。子供のときのように、自由な発想をする研修委員会で一年間を頑張っていきたいと思います。
<基本方針>
1.「子供のような発想」が出来る人間になれるような研修を行う。
2.西播磨地域の特性をいかし、小回りのきいた研修を行う。
3.「研修」のための「研修」ではなく、あくまで実践的な「研修」を行う。
第二研修委員会 委員長名 中本 昌浩
<基本理念>
明るく 楽しく 笑顔で
JC活動はそれぞれの人生に刻まれていきます。
何事も自ら進んで勉強し、行動し、そして「やっててよかった」と思えるJC活動、そして新しい社会に於けるひとづくりが必要であると考えます。
<基本方針>
1.一に出席、二に出席、そして楽しく学ぶ研修を行う。
2.みんなで作る地域の環、そして実践的で役立つ効果的な研修の企画・実施を行う。
第三研修委員会 委員長名 藤原 将之
<基本理念>
「楽あらば苦あり、苦あらば楽あり」人間の一生はだれしも「楽しい事」「苦しい事」の連続である。まず最初に「いやだ」
「したくない」と決めつけてしまえば、それは「苦しい」ことよりむしろ苦痛となってしまう。何事も自分から積極的に楽しくなるように行動すればよい。
<基本方針>
1.苦労を楽しみに変える努力をする。
2.まちづくりは組織ではなく、人に宿る。
3.明るく豊かな社会、明るく楽しいJC。
第四研修委員会 委員長名 曽我部 英明
<基本理念>
「明るい豊かな町づくり」の旗の下で活動する我々青年会議所には、様々な困難があります。地域の生活環境改善、経済の発展など市町村行政、県民局と共に考えながら積極的にそれらを迎え入れる姿勢が必要だと思います。こうしたことを念頭におきながら、人とので会い、思い出づくり、仲間との意識の再確認のできるような、研修、実習を目指したく思います。
<基本方針>
1.協議会であるブロックの意義を再認識し役に立つセクレタリー実習を現場実践的な研修により行います。
2.新入会員研修の重要性を再認識し、これからのJC活動に、実践的に役立つJC運動を行い、JCマンの確立を積極的に進めます。
以上 兵庫ブロックに関しては、地域的な配慮から研修委員会を第一から第四委員会に分け、新入会員研修やセクレタリー実習などを行っています。
1997年京都ブロック協議会研修系委員会
委員長方針(ブロック基本資料より抜粋)
(社)日本青年会議所 近畿地区協議会
6ブロック研修連絡委員会 藤井 宣之
1997年度京都ブロック協議会についての研修系委員会については、本年度は、経営者の資質の向上を目指した経営者研修委員会とJCメンバーの基礎的な研修を主眼とするJC塾とで構成されています。
両委員会の委員長方針の紹介をもって、報告にかえさせて頂きます。
(京都ブロック協議会1997年度基本資料抜粋)
経営者研修委員会 委員長 前平 貞二
混迷の時代と呼ばれている現在において、私たちJCが目指す明るい豊かな社会づくりを創造していくためには、まず各メンバーの活動基盤である企業をより強固なものにして、経営者の資質の向上に努めていかなければならないと思います。本年、経営者研修委員会では、少しでも今後の経営者として役立つ研修になるよう「ホップ、ステップ、ジャンプ」と題して、段階を踏んだ学びの場をつくって参ります。まず「ホップ」では、経営者として備えるべき知識や能力について基礎勉強会を開催し、次に「ステップ」では、経営に取り組んでいく時に必要とされる心構え、意欲ひいては経営者としての持つべき理念について学ぶ、「ジャンプ」の段階では知識や心構えだけではない、こころが持てる経営者となれるよう、私自身を含めて研修して参ります。また、本年は、京都ブロック内13のLOMの皆様にも、ブロックのスケールメリットを生かした研修を受けていだだければと、各LOMに広報を行い、委員会へのエントリーを募り、共に語り、学び、メンバー自身の企業基盤をより強固なものとしていただけるように取り組んで参りたいと考えます。 そして、この研修によりメンバー一人ひとりが足腰の強いJCマンとして、今後より積極的な活動の一助となるようお願いし、委員長方針とします。
JC塾 塾 長 森本 能文
私たちは、明るい豊かな社会を築くことを志として集まったメンバーです。その目的を果たすためには、自らを磨き、力をあわせる仲間をつくり、自らの器を大きくすることが必要と考えます。
今年度のJC塾では、ブロックならではの研修に積極的に取り組んで参りたいと考えます。京都ブロック13LOMから参加する塾生に、この研修の参加を通して、、、より多くの人と出会い、交流し、学び合う場を提供し、JCマンとして修得すべきJCの活動の意義やその基盤ともなる行動規範を修得していただくと共に京都ブロックの活動への理解をはかって参りたいと考えます。また、研修に積極的に参加することにより、自らの可能性が見えくることを体得すべく日本JC、近畿地区グローバルトレーニングスクールへの協力も行って参ります。
状況次第から、自分次第へ
積極的な行動は、自らの探求となり、様々な気付きが得られる。
思い出深い研修の中で一生つきあえる友情が生まれる。
参加するほど、得られる感動が大きい。
二度とない出会いをたいせつに。
「新時代への挑戦」に自立と共生をはかり行動する人づくりを目指し、共に新しい自分への挑戦に取り組んで参ります。
1997年近畿地区協議会滋賀ブロック研修報告書
(社)日本青年会議所近畿地区協議会
6ブロック研修連絡委員会 大原 整
本年度、滋賀ブロック協議会よりは、研修と環境問題を組み合わせた委員会のご紹介を致します。
この委員会では、テーマとして[環境問題に取り組むのは難しくない!!]と題しての<環境ファシリテータ養成講座>と題しての取り組みをしています。
目的
環境教育の在り方を様々なプログラムを活用し、誰にも簡単にわかりやすく、日常生活で個々が感じていることを発表し合うスタイルで、14時間のセミナーで「気づき」を得て、各自の日常生活の中に実践してもらい、この「気づき」をもっとJCメンバーに与えていきたいという願いのもと「ステップアップセミナー」を7時間開催し、環境問題だけにこだわらず地域の諸問題にも当てはまることができる新しい手法もメンバーに習得して頂きたく開催しました。
成果
<環境教育ファシリテーター養成講座>を開催して、直ぐ効果は出ません。
しかしんがら、環境に対する関心度は以前よりも増し、ゴミを出さない工夫やリサイクル、リユースという環境に優しい行動が、日常生活の中で必然的に身に付いたと思われます。
今後<環境問題が解決した時、どんな世の中になっているのか>と言うテーマを議題にしてセミナーの開催を検討しています。
以上、滋賀ブロックよりの報告でした。
各ブロックよりの研修事業の内容その他(1997年 近畿地区6ブロック)
地区・ブロック研修事業について・自由討論及び意見・提案コーナー
地区研修事業の振り返り
(6ブロック研修連絡委員会担当分)
(社)日本青年会議所近畿地区協議会
6ブロック研修連絡委員会加山 裕臣
<はじめに>
委員会立ち上がりの時より、6ブロック研修連絡委員会の取り組みとして、近畿グローバルトレーニングスクールにおけるグループ討論の時間を利用しての研修セミナーがひとつの役割として与えられていた。最初は、委員会メンバー全員が、GTS未経験のメンバーでしめられていたので、4月の実施まで4ヶ月という短い時間で、外国において、3日間の研修プログラムを行うということで少し戸惑いを感じたが、出向メンバーが研修事業に長けた委員が多かったので、委員会全員にて、プログラムを作成した。以下 次年度以降の同様のプログラムの作成の参考の為に、作成過程の振り返りと当日のシナリオの抜粋を記載し、更に、当日のセミナーでの感想文もあわせて記載し、今後の参考とする。
<作成過程>
GTS事業を知ろう(第一ステップ)
1.なんのためにGTS事業はおこなわれているか。
2.GTS事業の過去の経過
3.GTS事業の現在の問題点の検討。
GTS事業における研修のコンセプト(第二ステップ)
1.本年度のGTSでなにを訴えるか。
2.コンセプトはなにか。
研修事業の実現性の検討(第三ステップ)
1.研修事業の手法と有効性の検討。
2.外国に於ける研修事業の危険性の検討。
3.実施組織の検討。
以上、第一ステップから第三ステップまでを、全体委員会にて検討し、研修事業の実施を第二小委員会を中心にして行った。
<第一ステップから第三ステップの具体的検討>
第一ステップ GTS事業を知ろう。
<河内地区長所信より(GTSの関連文抜粋)>
「地球上のすべての人と共にいきることを誓う」私はJC宣言のこの一文が大好きです。JC運動のすばらしさのひとつは、自らの体験を通じて地球規模での意識を目覚めさせてくれることにあると思います。
グローバルトレーニングスクールは、「地球市民意識の経験学習」です。実践を通して「おもいやり」「たすけあい」そして「おたがいさま」の意識向上が図れます。地球規模での「おもいやり」「たすけあい」を実践し、その経験から学ぶことを地域に生かしていくかを模索してまいります。
1.GTSは「地球市民意識の経験学習の場」
2.その目的は「地球市民意識」の高揚と経験を通しての地域貢献である。
第二ステップ GTS事業における研修のコンセプト
1.本年度はなにを訴えるかということで、まずは、「地球市民意識」とはなにか、 なぜ、必要なのかを検討した。
2.コンセプトは「ひとりひとりの意識改革」とした。
ひとりひとりの意識改革なくして経験を通した地域への貢献もありえない。
第三ステップ 研修事業の実現性の検討
1.研修事業の手法としては、3日間の研修をホップ、ステップ、ジャンプと一日 ごとに「地球市民意識」とはなにか、なぜ、必要なのか、そして、ひとりひと りに何ができるのかを考えさせる内容とした。
2.外国での事業であることを考慮し、大がかりな準備品のいらないグループ討論 を中心にあらかじめ用意した進行に基づき、押しつけにならないように研修の 目的を達成すべく検討した。
3.実施組織としては、出向メンバーの約半分の人数で構成する第二小委員会を中 心として当日の設営、準備を行った。
以下、当日のシナリオの抜粋を参考に、実施の振り返りを行います。
<第一日目> フィリピン マニラホテルにて
(実施プログラム要約)
[マニラ市内の各種施設視察の後、マニラホテルにてSCJの上田氏の講演の後より、セミナー開始]
20:30 開会宣言
20:31 司会の挨拶 委員 丸山
20:32 事業主旨説明 委員長 伊集院
20:37 プログラム開始 委員 丸山
「それでは、ただ今より、一班から九班のまでのテーブルで、リーダー を中心としてフィリピンでの感想や、先ほどありましたSCJの上田氏の講演やストリートチィルドレンセンターの感想、GTSに参加しての思いなどを自由に討論して頂きたいと思います。
その後、各組より1名代表者に1分程度でまとめて、発表して頂きたいと思います。それでは、はじめて下さい」
<当日は、一日目の感想文の作成をもってセミナーを終了した全体としては、JCメンバーらしく活発な意見がみられたが、中には、GTSの意義や目的が充分に伝えきれず、GTSとはスクールであるとの全体の共通認識には、至っていなかった>
21:30 閉会宣言 委員 丸山
<一日目の感想文の抜粋>
「今回、初めてGTSに参加させて頂き、ストリートチィルドレン子供たちの自然な笑顔に心がなごんだ。
上田氏のご講演をお聞きし、現在のフィリピンの現状(ストリートチィルドレンの子供たちの姿)は、貧困と家庭不和が一番の原因であるというお話を聞いて家族愛、ひいては人間愛の大切さを痛感した。今回の体験を通じて、今後の生き方に活かしたい」
ー京都ブロックより参加ー
「私が接した子供は、10歳のマイケルという子でした。彼は、私をホームの隅々まで案内してくれました。かれはどうして、そんなにやさしく案内してくれるのか聞いてみたかった。又、彼らには、私たちがどのようにうっているのかが知りたかった。上田氏の講演で、GTSの目的が地球規模の目を持つことにあるということでだけでなく、まず家族愛ということにまであるということを理解できました。まずは足もと家族からなんですね。明日からの作業、なにを気づくか楽しみです。よりしく!」
ー大阪ブロックより参加ー
「GTSプログラムについて、5日間の研修で子供たちに対してどのような事が出来るか、非常に自分自身難しいではないかと考えます。参加者の自己満足に終わるのだけは避けたいと思います。貢献というほどおこがましいことは出来ませんが、研修という観点では、GTSはいいのではないかと思います。センターの視察に関しては、時間がなくサラッと流れてしまったのは若干残念でした」
ー兵庫ブロックより参加ー
<第二日目> フィリピン フレッシュエアホテル
[グリーンホームにおいて本格的な作業開始、炎天下の慣れない作業ということで参加メンバーはかなり疲れていました。食事の後にセミナー会場に集合してセミナーを開始]
20:00 開会宣言 委員 和泉
20:05 委員長挨拶と主旨説明 委員長 伊集院
「皆さん、今晩は、本日のグリーンホームでの一日目の作業は、どうでしたか、建設作業や畑仕事や地盤改良、本当に暑い中の作業ご苦労様です。
さて、本日は昨日に続き、会場をマニラホテルからこのフレッシュエアホテルへ移しての地球市民セミナーの2日目として、主に討論を 中心としたグループミーティングして頂きます。
その後、本日は120分間の時間を頂いておりますので、地球市民として必要なケーススタディとして、われわれ委員会が集めて資料に基づき簡単な作業をして頂きます。
炎天下の作業と慣れない仕事ということで、早く部屋に帰って休みたいところだと思いますが、グローバルトレーニングスクール、つまり5日間の学校ということでお許し願いたいと思います」
<セミナーは、2日目の感想やケーススタディを中心として、進めて いったが、昼間の作業の印象や経験が生々しく、特に地球市民としてのケーススタディについては、参加メンバーに唐突な印象を与えた>
<感想文の作成をもって、2日目のセミナーを終了した>
22:00 閉会宣言 委員 和泉
<二日目の感想文の抜粋>
「とにかく、本日の作業は暑く、重労働でした。作業に追われ、子供たちとの交流があまりできなかったのが残念です。でもバケツリレーなどグループが一丸となって取り組めた事は素晴らしいと思いました。また、グループミーティングでは漠然としたテーマではありましたが、グループの皆さんの認識や意識がいろいろと聞けて参考になりました。本当にすばらしいプログラムをありがとうございます。明日も頑張ります」
ー京都ブロックより参加ー
「本日、グリーンホームでの作業をして、感じたことですが、作業内容がハード 過ぎるのは、建物を作るのが目的なのでしょうか、国際貢献が目的ならばもっ っと機械を導入すればよいと思う。子供との触れありが目的ならば時間が少な すぎる、人の研修というならばそれまでですが、折角お世話頂いた委員会には 失礼だとは思いますが、参加目的をもう少し、絞りやすくできるようなタイム スケジュール、内容が必要かと感じました」
ー和歌山ブロックより参加ー
「久しぶりの炎天下の中の作業で、大変疲れました。休憩も充分とりながらの作業でしたが、やはり体力の衰弱を感じます。多くの方から、何のためにやって いるかわからないと言う意見がありましたが、GTSの真髄は与えられるので はなく、いかにして自分が発見するかにかかっている。与えられるものであれ ばそれは感動ではなく、驚きでしかない。しかし、それをいかに発見しやすく するかだけが、委員会の仕事といえると思います。委員会から意識して与える 必要はありません。自分は自分なりに発見して日本へ帰ります」
ー大阪ブロックより参加ー
<第三日目> フィリピン フェッシュエアホテル
[引き続き、昼間はグリーンホームでの作業の続き、又、昨日のセミナーの感想が作業の効率性や内容に終始するのがほとんどで何のためにGTSをしているのかがわからないと言った内容の感想もあったので、委員会において当初のセミナー内容を変えて、GTSの目的と意義といったものが、明確にわかるものへ急遽セミナー内容を一部作り変えた。このために、地球市民意識高揚のためケーススタディの発表の場とセミナーの最後に予定していたダイヤードを取りやめとした]
20:00 開会宣言 副委員長 星徳
20:01 委員長挨拶とまとめの話 委員長 伊集院
「皆さん、今晩は、本日の作業はどうでしたか、2日目の作業ということでお疲れではないでしょうか、本日は、はじめに皆さんで2日目の感想を話あって頂き、それに続き私の方で地球市民セミナーのまとめの話をさせて頂きたいと思います。
話の中心は、GTSの意義や地球市民意識とはといった内容になるとおいます」
まとめの話の内容
<青年会議所の目的の確認>
ポイント 地球上のすべての人と共にいきる。
<地球市民意識とはなにか>
ポイント 他者を思いやるこころ
地球上に起こることに無関心ではいられないこころを育む。
<GTSは意義と目的>
ポイント フィリピンの地において、経験学習したメンバーがそれぞれの地において、明るく豊かな社会づくのため邁進する。
21:30 閉会宣言 副委員長 星徳
<3日目の感想文より抜粋>
「GTSセミナーのあり方について、いろいろな疑問や意見が出ているが、私は、普段フィリピンの路上で暮らす子供たちについて等、忙しさの中でほとんど考える事もない人が、実際に見て、触れて、考える貴重な時間をあたえられるものだと考える。そして参加者がみんながGTSで考えたこと、感じたことを日本に帰っても忘れず、マスコミの報道を見聞きして少しでも気を止めるようになれば、それはその人が一歩地球人として歩みだした証拠だと思いたい。初心を忘れず、私も一歩、二歩、三歩と歩んでいきたい」
ー京都ブロックより参加ー
「このGTSに参加した動機は、同じLOMメンバーが飲み会の席で「フィリピンにいかないか」といわれて、酔っていたせいもあり、また、フィリピンということばから不謹慎な動機も芽生えたからであるが、参加して、作業して、汗を流して、ミーティングをし、又、子供たちと交流をしてとても大事なことを考えに来たのだとつくづく思い知らされた。
国際交流、国際貢献は民間レベルで行くべきだ(もちろん、国としてすべきことはしなければならない)思った。地球市民として、相手に優越的な態度で何かを与えるのではなく、対等な目線でこちらができることをする。又、そうすれば、心に響く何かが返ってくるのではないかと思う。
ー京都ブロックより参加ー
「初めて、マニラに降り立ったとき暑いという感じでした。しかし3日間の作業を通して、又、同じ班の方々から色々なお話を聞く中で、本日の捉え方はこのグリーンホームの暑い中での作業は、この土地では当たり前のことで、ホテルの扇風機があるだけでも高級で、この環境を受け入れてやろうと思いました。このGTSで感じたことは、まずすべてのことを当たり前のこととして受け入れて、自分の物差しを外すことであると知りました。ここで感じたことを日本に持ち帰り、この三日間で自分の物差しの長さをのばしていけるように、愛の裏返しは他人に対する無関心であるということを心にとどめて、愛について仕事に家庭にJCに対して取り組んでいきたい。今の素直な気持ちです」
ー大阪ブロックより参加ー
<地球市民セミナーの総括>
こうして無事にセミナーが終了しましたが、当初のプログラムとはかなり変更があったので、参加者にも戸惑いがあったのではないでしょうか。国内においてこの参加者でセミナーをする場合を考えるとやはりシュミレーション不足であったと反省しています。しかし、2日目の感想文には、あまりでできていなかった「地球市民」という言葉が、3日目の感想文には、多く見られたことは、プログラムの変更の価値があったと思います。
当初の地球市民意識の高揚をという目的は、3日目の感想文を見る限り、一定の成果があったと思います。
6ブロック研修連絡委員会
委 員 長 伊集院 智
各ブロックよりの研修事業の内容その他(1997年 近畿地区6ブロック)
地区・ブロック研修事業について・自由討論及び意見・提案コーナー
自由討論及び意見・提案コーナー
このベージは、本年度を振り返り、更に次年度以降の地区・及びブロック研修事業に
対して6ブロック研修連絡メンバーの意見を整理し、まとめたものです。
<次年度以降への提案> 東山奈良ブロック推薦委員
<成果と提案> 藤原和歌山ブロック推薦委員
<本年の振り返りとこれからのブロックに> 大原滋賀ブロック推薦委員
<地区・ブロック研修について> 伊集院委員長
<次年度以降の提案>
(社)日本青年会議所近畿地区協議会
6ブロック研修連絡委員会 東山 光秀
ブロック研修に対する意識の改革
本年度奈良ブロック内300人の方々にご協力頂いたアンケートによると、そのうちの70%が過去にブロック研修に参加しており、また大変有意義だったと答えた人が半数近くに上るにもかかわらず、今後のブロック研修に是非参加したいという積極的なメンバーは20%にも達しませんでした。その理由の一つは、ブロック研修が入会3年未満の各LOM出向メンバーに限られていた事にあると考えます。確かに昨年の成果にみられるような暖かい友情を育めるメリットはありますが、それが求めるのは果たしてそれだけでしょうか。むしろ先に自己修練があり、その後に自然と生まれてくるものが友情であるはずです。
本年度、指導力研修委員長会議が、ブロック内の入会4年未満の全メンバーを対象に研修セミナーを開催しました。それは1LOM規模ではできないスケールの大きなものとなり、更にその内容も1LOM規模ではもったいない感動的なものであったと言えます。このような門戸を広げたフレキシブルな参加型の研修が、今後ノブロック研修に求められているものであると痛感しました。限られたブロック出向者の中で参加意識の高いものだけ、あるいは時間の空いているものだけ出席してきた今までの研修から脱皮する方向に移行できたことは、本年度の大きな収穫であったと認識します。
良薬は口に苦し
楽しくて参加しやすい研修と参加する前から苦しそうで疲れる研修、あなたならいったいどちらを選びますか、多分ほとんどの人は前者を選ぶと思います。しかし出席率を重視したような楽しい研修や興味をひくことを主とした研修は、今後の奈良ブロックではあまり必要とされなくなるでしょう。そんなことを言うとまた出席率が下がると懸念されるかもしれませんが、そういう傾向の事業については会員交流系の委員会に任せるとして、今後研修を計画される方は、人に来てほしいという意識ではなく、そこで人を育てるのだという意識でいてほしいと思います。それこそが本来の研修のあり方であって、三信条の一つである「修練」を具現化したものと考えます。前述したような門戸を広げた参加方法をとられれば自分の意志で参加するメンバーがきっと集まってくると考えます。
「1ブロック1LOM化」の推進
1口に研修といっても、奈良ブロック内の10のLOMによってその内容も手法も様々です。すぐ近くのJCでありながら、「隣は何する人ぞ」では研修の向上は望めません。そこでブロックを情報交換の場として活用して頂きたいと思います。ブロック側も10LOMの情報を取りまとめて各LOMへ発信して下さい。それによってLOMの研修についても、例えば2つのLOMが合同で行うことにより、互いに刺激し合ったりあるいは友好を深めたりできると思います。
そしてブロック研修については「1ブロック1LOM化」、つまり10のLOMがそのまま1つのLOMであるという観点にたって、各LOMの研修系の委員長の皆様には1年間のブロックのすべての研修を各LOMの研修スケジュールの中に必ず盛り込んでいただくことをお願いします。これによりLOMとブロックの隔たりがかなり減少すると考えます。LOMは身近なものという感覚があるのに対して、ブロックは遠いところにある慣れないものという意識が、入会年度の浅いメンバーはもちろん出向経験のないメンバーにはあります。それを払拭するために大変有意義な方法であると考えます。更にこれに伴って、近畿地区においてもアカデミー系の委員会を設立し、104LOMから1名づつ若い出向者を迎えるような画期的なシステムをとられることを期待します。
最後に
以上述べてきたブロックでの研修は本年を境に新たなる内容と方策でステップアップしていくと確信します。いまこそ「国のまほろば=大和」はひとつであるという意識でお互いに協力し合うことが求められてると考えます。最後に、今後の奈良ブロックの研修のあり方について提案するこの報告書が、次年度そして21世紀に向けてのブロック研修の一助となることを切望いたします。
<成果と提案>
(社)日本青年会議所近畿地区協議会
6ブロック研修連絡委員会藤原 正人
本年度、ブロック研修を担当させて頂き、現在ではまだ終了しておりませんが、強く感じることは、比較的入会年度の浅い内にLOMの垣根を越えたブロックの中で寝食を共にして他LOMの仲間と意見交換する重要性を強く感じております。そして、その仲間と共に意見交換や先輩よりの提言、そしてなによりまず自分は何の為にここにいるのか、どの様になりたいのか、そのためにはどうすればいいのかを考える機会を作る事の重要性を感じております。研修を受講する又は、研修を行うとは何でしょうか、各青年会議所では色々な事業を開催し運営しております。では何のために事業をするのか、なんのための運営なのか、会頭所信にあります「小さなデモクラシーとはひとり一人の意識改革から始まるのです」、各個人の価値を高める事が、青年会議所も目的なんだと、まず自分が意識改革する事が大切なんだと色々な研修トレーニングし気付き、そして、各事業を通じて自分を益々磨くことが大切ではないでしょうか。
<本年度の振り返りとこれからのブロックに>
(社)日本青年会議所近畿地区協議会
6ブロック研修連絡委員会大原 整
<はじめに>
「明るい豊かな社会」の実現を目指して活動している青年会議所メンバーは地域にとって先駆けであり続けるために、私たちにとって研修(修練)は必要であり、まちづくりやひとづくり(奉仕)をする時に大いに発揮でき、その積み重ねが大きな環(友情)になっていくと思います。
本年度、滋賀ブロックの研修系の委員会はアカデミー委員会を含め3委員会です。アカデミー委員会は、各LOMより2〜3名づつ将来LOMの中軸となるメンバーの集まりです。また、環境教育研修委員会は、21世紀の私たち青年会議所メンバーが社会の中心として活動していかなければならないことを念頭において、環境問題をいかに考えていくかを研修する委員会です。
また、経営研修委員会は経済において21世紀は大変厳しい現実が待ち受けていることを念頭において21世紀の青年経済人像をさぐる委員会です。
以上3委員会「ゆとり」「うるおい」を感じる事の出来る研修を行いました。
<これからのブロックに>
最近になって日本青年会議所も研修について完全に移管しきれないと考え始めたと感じます。1990年より各地区やブロックで研修を独自で行ってきましたが、やはりここにきてインストラクターの不足は大きな障害になってきていると思います。
また大変高度な研修が必要とされる近年やはり日本青年会議所の支援なくしては研修の充実はありえないと思います。一方ブロックにおいては、会員数の伸び悩みや出席率が低下しブロックの研修に出席しようというメンバーが減少していることです。今後は当該のブロックの研修系の委員会と整合性をもたせて連携をもって研修を行っていく必要があると思います。
<地区及びブロック研修について>
(社)日本青年会議所近畿地区協議会
6ブロック研修連絡委員会伊集院 智
<はじめに>
各ブロックの研修事業対する意見や問題点を検討してみると、最近は特に出席率の低下やインストラクター不足に伴う研修事業の質の低下などが、指摘されています。出席率低下についてですが、青年会議所における研修事業のニーズがそれだけ低下しているのかでありますが、近年、各種の外部団体が行う研修事業に多数のメンバーが高額の参加費用を自己負担して、参加していることをかんがみると、研修事業に対するニーズは充分にはあるのではないかと考えます。ただ、それでも尚、参加が少ないのは、行われている研修事業と求めてられている研修事業とのミスマッチがあるのではないかと思いま
す。また、更にLOMやブロックで行われる研修事業については、参加者がメンバーの場合には、顔見知りが多く刺激にかけるという意見を多く聞かれます。また、インストラクター不足ということでありますが、この点に関しては、青年会議所におけるインストラクターという点にしぼって考えると、今回の報告書作成にあたって調査したところによります、奈良ブロックひとつをとっても、多数の各種インストラクターがいることを考えると、この我が近畿地区においても多数のインストラクター経験者がいるが、それがうまく活用されていないのが、現状ではないかと思います。また、地区における研修事業でありますが、いま現在行われているGTSはその中心となるもので、毎回多数の参加者がいること、それぞれ様々な感想と感動を持ち帰っていることを考えると成功している事業のひとつではないかと考えます。だだ、注意しなければならないのは、この事業の目的とするところを事前に充分に考え参加することが肝心であると思います。また、この種類の国際系の研修事業を地区においてひとつ持つことは、今後も必要なことではないかと考えます。
<これからの地区・ブロックの研修事業に>
ブロックの研修事業に対しては、先のメンバーが多数の貴重な意見を述べているので、私は、主に地区の研修事業に対して考えたいと思います。言うまでもなくブロックにおいても地区おいても一つの協議会である以上は、それを構成するLOMが主体であることは、明確であります。ゆえに、地区・ブロックの研修事業を考える時押さえておかなければならないことは、地区・ブロックにおける研修事業のあるべき姿は、LOMの研修事業に対して、補完的で相乗効果的でかつ先進的であるべきであると考えます。補完的という場合は、LOMにおいて自己表現系の研修事業を企画したとき、メンバーが、固定して刺激が少なく、研修的な効果が期待出来ないとき、ブロック内でその事業を行うとか、新入会員研修についてもLOM内で行った後に、更に効果を上げるために、ブロックや地区で更に形を変え、広がりを持たせて行うなど、LOMの研修事業に補完的な役割を持たせる。
また、相乗効果的という場合は、例えばLOMにおいて、環境研修系の事業を行う場合において、ブロック・地区においても更にその相乗効果をねらうため環境系のインストラクターを養成する委員会をつくるとかを考える。そして、先進的であるといのは、GTS事業にみられるように、なかなか一つのLOMでは行いにくく、また、啓蒙的な事業については地区・ブロックが先駆的に行うということです。
このような地区・ブロックの研修事業の基本ラインより今後の地区研修を考えると、私は、まず今行われているGTS等の国際系の研修事業については、地区においてひとつは持つべきであると考えます。それは、一つにはスケールメリットが生かせ、あまりメンバーが固定せず、充分に企画されたものなら、研修的な効果が大であると考えるからであります。
また、いまは、行われていないが、近畿地区を網羅した入会3年未満を対象にした国内における研修事業(新入会員研修)も研修事業としては、効果的ではないかと思います。また、それを可能にするインストラクターの人材も近畿地区には多数いると考えます。
また、これは今後議論の残るところではあると思いますが、東海地区が企画しているような「東海号」にような一般の人も参画した近畿地区の統一事業的なものが、研修事業的な要素も加えて行えば、地区にそしてそれぞれの地域に広がりのもった事業になるのではないでしょうか。
最後に、今後も近畿地区の研修事業の相互の情報交換はこの報告書を作りながら痛感しました。会議体としての研修系の事業の調査・報告機関とそれを適宜発信していく機関も重要であると感じました。
今後の近畿地区の研修事業が更なる発展をとげることを期待して私に意見発表を終わります。 ありがとうございました。
各ブロックよりの研修事業の内容その他(1997年 近畿地区6ブロック)
地区・ブロック研修事業について・自由討論及び意見・提案コーナー
(社)日本青年会議所近畿地区協議会 6ブロック研修連絡委員会
副委員長 吉田 敏彦
(報告書担当)
本年度、我々6ブロック研修連絡委員会の一つの役割として、近畿地区6ブロック内の研修事業の調査・報告がありました。
この報告書は、その役割に基づき作成されました。作成にあたっては、我々の委員会に各ブロックより出向頂いている方を中心として、まとめたものでありますので。内容等は調査不足や委員メンバーの私見などがあることは、ご容赦頂きたいと思います。しかし、この報告書が活用され、今後の地区及びブロックの研修事業に建設的な貢献が出来れば幸いです。
また、当初は、ペーパー資料として、発刊すべく検討しましたが、このたび近畿地区のMC委員会の作成するCDーLOM版に載せていただくことにより、今後研修事業を企画されるより多く人の参考なることを期待します。
最後になりましたが、この報告書をまとめるにあたり、多大な協力を頂いたブロック推薦委員のメンバーに特に感謝申し上げます。また、第二小委員会のメンバーにも少ない時間を効率良く使い作成にご協力頂きありがとうございました。そして、なにより、近畿地区MC委員会におかれましては、報告書のCD−LOM版作成にあたり多大な協力を頂いたことを重ねて感謝申し上げます。
編集後記
(社)日本青年会議所近畿地区協議会 6ブロック研修連絡委員会
幹事 岡崎
(報告書担当)
本年近畿地区に出向して、GTSへの取り組み、地区フォーラムと慌ただしく委員会活動を行い、本格的にこの報告書へ、取り組んだのが、7月の後半で、なかなか資料が集まらずまとめきれるか不安でしたが、何とかこのたび完成に漕ぎ着けました。いま思うとまだまだのところも多くありますが、作成過程において委員メンバーの研修に対する思いや本音が聞けて良かったと思います。
スタッフ名簿
委員長 伊集院 智 俣野 和夫
副委員長 吉田 敏彦 吉田 博之
副委員長 星徳 勝彦 丸山 孝弘
幹事 美濃部一志 掛村 均
幹事 岡崎 正司 井上 博文
川岸 右文 北村 茂樹
加山 裕臣
森田 和秀 大原 整(滋賀ブロック)
和泉 圭祐 藤井 宣之(京都ブロック)
岸本 桂介 姫野 晃(大阪ブロック)
佐藤 泰行 藤原 正人(和歌山ブロック)
鈴木 雅也 藤原 将之(兵庫ブロック)
長井 晋也 東山 光秀(奈良ブロック)
西垣 忠好
阪東 郁雄 ( )は各ブロック推薦委員
以上 27名
各ブロックよりの研修事業の内容その他(1997年 近畿地区6ブロック)
地区・ブロック研修事業について・自由討論及び意見・提案コーナー